懐古館れびゅー・’02下

流行歌の世界へ コレクションを愉しむ 流行歌・愛聴譜 あっちこっちどっち

2002年(下半期)に“手に入れた”盤から 〜懐古館れびゅう・その2

 

管理人も一応音盤コレクターのはしくれ、でして日夜少ない軍資金を握りしめて探盤しております。

(↑割とオオゲサ)

で、2002年下半期に入手した盤から数々を順不同で紹介したいと思います・・・・・・

 

 

 若い明日(コロムビア SAS−100)

昭和38年発売:石本美由起 作詞:遠藤実 作曲:北原謙二 歌

 

「若い・・」シリーズの第2弾として発売されたのがこの歌で、この年の紅白でも歌われました。

音源は既に持っていましたが前からの探求盤のひとつでした。

♪幼なじみの 初恋は 好きと言えない まだ蕾・・・・・・このくだりがイチバン好きなんですね。

淡い初恋をうまく表現しています。

 

 

 仮染の唇(ニットー 5623B)

昭和 7年発売:松村又一 作詞:江口夜詩 作曲:春山一夫 歌

 

 古賀メロを意識したようなギター一本の歌なんだけど聴き込むと作曲者の“ニオイ”がプンプン

してくる、「噛めば噛むほど」味わいのある歌ですな。江口作品にはこのような聴き込むほど味の

ある歌って多いね。この歌なんか隠れた逸品でしょう。歌っている春山一夫は長い間楠木繁夫

の変名だとばっかり思っていたんだけどよ〜く聴くと微妙に低音の艶が違う。枯れた高音は好き

ですが・・・・のちキングで数曲吹き込んでいるようですがヒットには恵まれませんでした。

ちなみにA面は川路美子(渡辺光子)の「哀しき口笛」でした。

 

 

 出船の港(ビクター 1230A)

昭和 3年発売:時雨音羽 作詞:中山晋平 作曲:藤原義江 歌

 

これも音源は復刻盤で既に持っていたのですがタネ盤が良くなかったのか(多分米国録音ということで金

属原盤が保存されてなかったのでしょう)、かなり針音が入っています。NHKのとあるラジオ番組で放送

されたときウチにあるこの盤と全く同じ針音が入っていて閉口したことがあったのですが、それがたまたま

神経質にならない程度の盤が手に入りました。

片面は「出船」(勝田香月・作詞/杉山長谷夫・作曲/歌は同じく藤原義江)です。

 

 

 ボビーに片想い(フォーライフ FLS−1043)

昭和54年発売:松本隆 作詞:松任谷由実 作曲:手塚さとみ 歌

 

噂には聞いていた盤(?)なのですが私は「初聴き」でした。詞曲は松本=ユーミンという「いかにも」って

カンジの組み合わせで作品としてもよくデキています。が、歌唱がねぇ・・・・・・(以下省略)

 

 

 回転木馬(テイチク SN−1254)

昭和47年発売:片桐和子 作詞:BOB-BOGLE,DON-WILSON 作曲:牧葉ユミ 歌

 

ジャケットにもありますがベンチャーズ作曲。昭和40年代半ばのニオイがプンプンする曲ですね。

今となってはデビュー前の山口百恵がスタ誕のオーディションで歌った歌として有名ですが、発売当初

少しは話題になった(はず)です。オリコンの資料を見ても最高位48位、チャートイン17週、売り上げ

54000枚となっています。

で、デビュー前の百恵は当時14才だったわけでその少女が歌う内容としては歌詞はやや意味深な内

容なのですが、タイトルの「回転木馬」が歌の中でどう活かされているかがよく解らないのです・・・・

(歌詞には間接的な表現も含めて出てきませんので・・・)

 

 

 かぐや姫(ビクター V−41518A)

昭和31年発売:三木鶏郎 作詞作曲:河井坊茶 歌

 

三木鶏郎作詞作曲と編曲による朝日放送ホームオペラとして作られた曲で、サブタイトルにあるように

伊藤翁介のギター伴奏だけで歌っています。ナンセンスな詞をしみじみと歌うことでかえってオカシサを

誘います。片面(ダークダックスで「樵夫の歌」・作者同じ)もまた凝っていて、「スコーン・・スコーン・・」と

竹を伐る音だけが入っていて無伴奏です。

また、昭和54年に平野雅昭(演歌チャンチャカチャンをやった人です)がリバイバルしていますがこの時

はこのオリジナルにない3・4番(オリジナルの3番詞は5番になっている)が追加されています。

平野盤はコチラ↓

 

 

 うず潮(コロムビア SAS−411)

昭和39年発売:田中澄江 作詞:土田啓四郎 作曲:青山和子 歌

 

この曲はこの年のNHK朝の連続TV小説「うず潮」から、となっています(主題歌ではない)。冒頭でせりふを

入れている林美智子が主演してました。(ちなみに林美智子はこの年の紅白でも紅組の司会を担当) ドラ

マは林芙美子の自伝から脚色され、作詞の田中澄江が脚本を担当していました。青山和子のクリアな高音

を活かした曲はレコード大賞をとった「愛と死を見つめて」と同じく土田啓四郎の作によるもの。

のち日活で映画化され、その時の主題歌「瀬戸のうず潮」(佐伯孝夫・作詞/吉田正・作曲)は主演した吉

永小百合自身が吹き込みました。(ビクターSV−141)

 

 決戦むすめ(ニッチク 100882B)

昭和19年発売:野村俊夫 作詞:平川英夫 作曲:奥山彩子・菅沼幸子 歌

 

この曲は5社共通企画で出た「戦時歌謡大全集・コロムビア編」に所収されています。発売は昭和19年

11月ですから戦争末期、と言うことになります。彼女たちはもともとジャズコーラスの出身。時局がらジャズ

と言うわけにも行かず純然たる歌謡曲(歌詞の内容は当然ながら時局もの)に挑戦しています。

A−4200番以降のビクターやニッチクあたりは案外手に入りやすいようですね(モノによりますが)。

ちなみにタイトルを変換したら「血栓むすめ」・・・・・ぉぃぉぃ

 

 

 雪の密林(ポリドール 2576A)

昭和13年発売:宮本吉次 作詞:鳴瀬純平 作曲:東海林太郎 歌

 

これも全くの“初聴き”盤(当時)。この曲はかのダイセルには収録されている(ちなみに私は持ってません)

ようです。で、コイツは割とスレてる盤だったのですが「運良く」最後まで運針しました(ホッ)。しかも針を通

してみると意外と針音が少ない。ま、針音の程度が盤質を決定するワケじゃないけど・・・・

曲の方は、というとごくごく平凡でこれと言って書く程じゃないけれど2番と3番の間に挿入されている「トロ

イカ」が実に効果的なんですね。歌からのつながりも自然です。

ところで歌詞に出てくる「山の娘」というのは岡田嘉子のこと。これは彼女と杉本良吉の越境事件をロマン

チックに歌ったものだが、時局に遠慮して山の娘に置き換えられた、と考えます。

ちなみに作詞の宮本吉次と作曲の鳴瀬純平は同一人物で、ビクターへ移籍後も“同じパターン”の曲があり

ます。

密林=ジャングル=夏、と言うイメージ(、というのは「貧困」というべきか)を根底から覆してくれた一曲でした。

(片面は関種子の「白樺の丘」 山岡羊村・作詞/飯田景応・作曲 でこちらはダイセルには未収録)

 

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